紀藤正樹弁護士が12日、X(旧ツイッター)を更新。ドジャース・大谷翔平選手の元通訳である水原一平容疑者が違法スポーツ賭博で、大谷の口座から総額1600万ドル(約24億円)以上を不正に電子送金した銀行詐欺の疑いで訴追されるという報道を引用し、捜査協力と司法取引などをしない限りは「一生刑務所」の可能性もあるとの見解を示した。
紀藤氏は「最も量刑が重いと思われる銀行詐欺で訴追。違法賭博、マネーロンダリング捜査に協力し司法取引でもしない限りは水原氏は〝一生刑務所〟もありえます」と指摘。一方で「今回、捜査を迅速に進めたのは被害者である大谷氏に配慮した結果、大谷氏にとっては良かった」との見解もつづった。
米スポーツ局「ESPN」は11日、水原氏の違法賭博問題について「起訴される」と伝えた。また、米メディア「TMZ」によると、米連邦捜査局は「大谷はギャンブルでの借金について全く知らされておらず、水原氏は大谷の知らないうちに口座の1つから横領した。大谷はいかなる不正行為にも関与しておらず、賭博に関わりは一切なかったと結論付けた」という。