中学3年の1学期まで積極的な不登校を貫き、2学期からは学校に通ったが、高校受験で不合格となったYouTuberのゆたぼんの父、中村幸也氏が7日、Xに新規投稿。高校受験における「内申点」に「時代遅れ」「あと数年でなくなる」とつづった。
中村氏は心理カウンセラーで、2021年の衆議院議員選挙でNHK党公認から立候補したが落選している。この日は、ゆたぼんが高校進学せず、高卒認定試験を受験する道を選んだことへの意見へ反論した。
「高校へ通う事が貴重な経験となると判断したからこそゆたぼん君は高校受験に挑んだのでは有りませんか?いつまでも学校否定ばかりされていても根本的な解決には至りません。不登校の子供が学校に戻れる様な案を出される方が建設的だと思いますが如何で御座いますか?」という意見には、「不登校の子を学校に戻すとかアホか?」と憤慨した。
続けて「不登校の数は約30万人と過去最多。子どもたちは大人が経験してない多様性が尊重される社会に生きてんだよ。だから学校しか選択肢がないのも内申点なんてもんも時代遅れ。日本の学校教育が社会に追いついてないんだから変えるべきは日本の学校教育のほうだよ」と記した。
「内申点は中学校でやった教育活動の成果を高校側に示す役割が有り、トータルで子供達の学力を見るという側面も御座います」と反論を受けると、中村氏は「時代錯誤な内申点なんてあと数年でなくなる」とカウンター。「ゆたぼんのように『学校に行かない』という選択をする子どもたちはますます増えていく。ゆたぼんも学校に行かないですごく貴重な経験を積み重ねてきた。学校に行く子も行かない子も、学びの機会が保障される社会にしていくのが大人のつとめ」と再反論した。