1匹のアリが巣穴から運んできた白い紙に書かれていたのは、まさかの2文字。シュールな動画作品が「発想がすごい」「どうやって撮ったんだ」「なんでそんな上手く撮れてしまったの(笑)」と反響を集めている。
動画を撮影したのは、自身のXでクスッと笑えるアイデア作品を公開している、八羽(@aoiwa_88)さん。タイトルは「裁判の結果を教えてくれるアリ」。アリが白い紙を運び、目の前でポイッと紙を裏返す。そこには『勝訴』の2文字。裁判でよく見る、判決を知らせるシーンをアリで再現したものだ。
働きアリが労働環境の改善を求めて起こしたのか、あるいはキリギリスとの争いに決着がついたのか…と想像をかき立てられる。
動画は6日時点で約294万回再生され「発想がすごい」「最後にちゃんと読める向きにパタンと置いてくれてるのがよき」「どうやって撮ったんだ」「角砂糖1個くらいのギャラはあげてほしい」「運んでるだけかと思ったらしっかり置いて見せてくれたの草」「なんでそんな上手く撮れてしまったの(笑)奇跡でしょ」など絶賛の声が寄せられている。
八羽さんによれば、「勝訴」の紙はコピー用紙にインクジェットプリントしたものを小さく切って使用したという。撮影は2023年3月上旬。意外にも3テイクほどで撮影成功し、わずか30分でクランクアップ。「アリを見たり撮影したりするのは元々好きなので、特に苦労はありませんでした」と明かした。
ちなみに、判決を教えてくれるアリという発想は「アリがいそいそと運ぶ感じが『勝訴』を持ってきてくれる感じと似ているな」という連想から。それに加え、黒いスーツは「手足が細くて『アリっぽいな』とずっと思っていたので、そういった点でも思い浮かべたのかな」と振り返った。