X(旧ツイッター)に3日、投稿された新江ノ島水族館の目の前にある片瀬西浜・鵠沼海水浴場で撮影した写真が”奇跡の一枚”として注目を集めている。
アクリルスタンド(アクスタ)を手に写真撮影を楽しんでいたところ、食べ物と勘違いされたのか。大きく広がった2本の鳥の足が、男性2人のアクスタの頭を見事に捉えている。迫る危機に気付いていない2人の運命やいかに。投稿者は「狙って撮ったわけではないので、カメラフォルダーを見返したらこの写真があり、とてもびっくりしました」と振り返った。
〝事件〟当時は昼ごろで、撮影前からトンビと思われる鳥が周囲を飛んでいたという。撮影中は、あまり気にはならなかったが「事件の後、上を見たらたくさん飛んでいて怖かったです」と明かした。
幸い、アクスタは無事だったとのこと。「取ろうとして、鳥の爪がアクスタに当たった気はするのですが、食べ物ではないと分かったからか取らずに飛んで行きました」。〝容疑者〟は次のターゲットに切り替えたのかもしれない。
投稿は6日までで、1.4万超のリポスト、3万超の「いいね」を獲得する大反響。ユーザからは「すごい瞬間過ぎる」「飯だと思われたんだろう」「人間が手に持ちながら写真撮っているのは大体食べ物だって学習しているのか…」「アクスタ無事でよかった」などの反応が寄せられている。
想像以上の反響に「正直実感ありません。鳥がお好きな方からの写真を褒めてくださる反応には正直うれしく思います」と感想を語った投稿者。取られそうになったアクスタの作品は漫画が原作の「みなと商事コインランドリー」だといい「すてきな作品なので是非よろしくお願いします!」と布教を忘れなかった。