腎盂がんで闘病中の小倉智昭氏「もうかなり危ない状況」と告白 がん寛解の可能性は極めて低い

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 小倉智昭
 小倉智昭

 キャスターの小倉智昭が2日、テレビ朝日系テレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、前8・00)内で羽鳥アナウンサーのインタビューに回答。昨年発覚した腎盂がんの病状について「かなりあぶない状態ですよ」と告白した。

 現在は妻が母の介護のため別居状態で、自炊などもしているという小倉。現在の体調は「すこぶるいいんですよ」としながらも、「先生に言わせると『もう小倉さんの場合は、がん細胞は体の中に残っていることはほぼ確実で、これから先、転移もするだろうから、今のままじゃダメですね』っていうんで」と、がん寛解の可能性は極めて低いことを明かした。

 その上で、免疫を高めることでがん細胞を抑え込むため、免疫チェックポイント阻害薬を「最後の手段」として使用。「少しでも寿命を延ばす、それを考えましょうって言われた」とし、「もう、かなり危ない状況ですよ」と告白した。

 さらに羽鳥から「生きる事への考え方」の変化を問われると「昔はポックリ逝くのが理想だった」としつつ、「今思うと、がんの方が“ゴール”が見えてくるじゃない。準備ができる」と考え方を口にした。

 小倉は2016年に膀胱がんを患っていることを告白した。21年には肺への転移を発表。昨年は腎盂がんを発覚して左の腎臓を摘出し、治療に専念している。

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