政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志氏が、29日の国会内での定例会見で、ドワンゴ創業者で顧問の川上量生(のぶお)氏、2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之氏との〝口げんかバトル〟を要求した。
自身のYouTubeで立花氏は28日、YouTube番組「ReHacQ(リハック)」に「どんな日時でも時間をつくる。リハックでもう1度やろう。容赦せえへん」と、川上氏との直接対談再戦を申し入れたことを明らかにした。
立花氏と川上氏は、みんなでつくる党(旧政治家女子48党)の代表権争いなどをめぐり、X(旧ツイッター)上でバトルを展開している。
川上氏は、元参院議員のガーシー(東谷義和)氏から脅迫を受けたとして刑事告訴。立花氏にガーシー氏の上司としての責任を追及した。2023年3月にリハックで直接対談した際には、責任を認め立花氏が土下座したものの、討論自体は立花氏が圧勝した。
29日の会見で、立花氏は「僕は確かに川上さんに土下座して謝りましたけど、今はもう大撤回ですよ。だって関係ない。政党に所属している国会議員なりが何か悪いことした時に、代表者が謝罪しなきゃいけないんだったら、毎日岸田総理が謝罪しなきゃいけないでしょ」と、1年前の土下座謝罪を翻した。
川上氏が、X(旧ツイッター)での討論にこだわっているとして「対談を申し込んでいるが、彼は応じないと思いますよ。Xでやろうとしている。お前は松本人志か!Xでの弁明は、誰が書いているかわかりません。大事な議論をする時は、直接顔を見合わせて話をするのが裁判であろうが国会であろうが、もう当たり前のこと」と迫った。
立花氏は「大人の口げんかは、ソフトとしておもしろい。大人の口げんかバトルみたいなものは、ぜひその文化を広めていきたいと思う。やっぱり対戦カードとしたら、僕と西村博之くんと思うじゃないですか」と、因縁浅からぬ〝論破王〟も指名した。
「Xで議論することなんていうのは、相手が誰かわからないからやりませんと。ただ、それなりに名前が売れている人はいつでも堂々とかかってきたら、いつでも討論はさせていただきます。好きなプラットホームで、ライブで、カットなしで全然構いません。日本一口げんかが強いと思っていますから」と最強を自負した。