映画『フェイス/オフ』続編、製作に大幅な遅れ 昨年ストの影響 監督「今もまだ動いていません」

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 ニコラス・ケイジ
 ニコラス・ケイジ

 映画『フェイス/オフ』続編の製作が大幅に遅れていることが分かった。1997年作品はニコラス・ケイジ(60)とジョン・トラボルタ(70)が主演。続編製作の遅れは昨年行われた全米脚本家組合(WGA)のストライキの影響によるものだという。

 新作で脚本の共同執筆も担うアダム・ウィンガード監督は、情報サイトio9に話した。「(『ゴジラXコング 新たなる帝国』の)製作のほぼ真っ最中に、脚本の草稿を完成させようとしていたんです。僕たちはお互い、ほかのことで忙しかったですから。そして書き直す計画があって、そのためにすでに脚本家を選んでいました」

 「その後脚本家のストライキが起きたので、色々と遅れが出たんです。今もまだ動いていません。それに関しては、脚本家が引き続き作業にあたり草稿が完成したら、(共同脚本の)サイモン(バレット)と私が共にそれに戻って、もう一度取り組む予定になっています」

 トラボルタがFBI捜査官アーチャー役、ケイジがテロリストのトロイ役を演じた同スリラー映画の続編に関しては、ケイジが昨年、それぞれのキャラクターの子供たちが登場する内容となることを明かしていた。

 「『フェイス/オフ』の続編は、紆余曲折があり予測できないものとなると思う」「子供達という要素を入れるとすると、キャスターとショーンが子持ちとなり、それらの子供達が成長して3Dのチェスのようになる。もはや、ジョン・トラボルタと私という2人ではなくて、4人がピンポンのように異なるレベルを行き来し、さらに複雑となるんだ」「多くの格好の材料があると思うよ。オフィスで一回ミーティングをしたかな。でも、それ以来何も聞いてないから、分からない」

 ジョン・ウー監督による前作では、ケイジのキャラクターは死んだものの、ウィンガード監督はケイジが再び登場することを示唆していた。

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