大谷翔平の通訳を務めてきた水原一平氏が、大谷の資金を違法賭博に流用したとして球団を解雇されたと米メディアが報じた。21日には韓国でパドレスとの開幕第2戦を迎えるが、今後、大谷の通訳はどうなるのだろうか。
大谷は昨年に受けた右肘のトミー・ジョン手術を受けたことから、今季中に投手として復帰する可能性は限りなく低く、ピンチを迎えたマウンドなどで、監督、投手コーチ、捕手などと早急に意思疎通を図る必要のある場面が訪れる可能性は低い。
ただ、大谷は過去6シーズンにわたってメジャーでプレーしてきており、試合映像などを見ていても、水原通訳を介すことなくチームメートなどとコミュニケーションを取る場面が幾度となく見受けられており、現時点では通訳不在でもプレーに支障がないレベルの語学力を要していると思われる。
チームには今季からメジャーに移籍した山本由伸投手の通訳を務める園田芳大氏が在籍しており、有事の際には園田氏が大谷の通訳を兼務する可能性が大きいと思われる。