アメフト・NFLファンらが厳しい寒さの中で試合を観戦したことで極度の凍傷、さらにには切断手術をする事態に見舞われていることが分かった。1月13日に行われたAFCワイルドカード戦、カンザスシティ・チーフス対マイアミ・ドルフィンズでは観戦中の気温がマイナス20度まで下がり、会場のアローヘッド・スタジアムを訪れた人々に多くの被害をもたらすことになってしまった。
カンザスにある学術医療センターは今年初めの11日間の寒波の中で凍傷に罹った多くの人々を診察し、この試合の観客を含め手や足の指を切断することになった人々がいたことを発表した。
米病院グループHCAミッドウエスト・ヘルスのクリスティーヌ・ハメル副社長は話した。「現在までに12人の患者が切断手術を受け、そのうちの何人かがチーフスの試合を見に行っていました」
「我々の専門医師とケアチームが長期的な治療が必要な患者のケアを続けているところです。これから2週間から4週間にかけて、怪我が悪化した場合、さらに外科的治療をすることが予想されています」