立花孝志氏が予測 ガーシー被告への一審判決「実刑になれば控訴」 執行猶予なら「海外に行くのではないか」

杉田 康人 杉田 康人
国会内で定例会見に臨む立花孝志氏
国会内で定例会見に臨む立花孝志氏

 政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首(56)が8日、国会内での会見で、検察側が懲役4年を求刑し、14日に東京地裁で一審判決が言い渡される前参院議員のガーシー被告(52、本名・東谷義和)について「執行猶予がつく可能性は低いのかな…6:4とか7:3で、実刑になる可能性はあるのかな」と述べた。

 立花氏は、NHK受信契約者の情報を不正取得するなどして同協会の業務を妨害した威力業務妨害などの罪に問われた裁判で、懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けている。「僕自身の罪を考えた時に、ガーシーの方が罪が重いのかな。懲役4年求刑されて、実刑2年6月に堀江(貴文)さんもそうなっている」と予測した。

 執行猶予がついた場合、検察が控訴しなければ確定するとして「逮捕されてからは、直接の連絡を取っていない。晴れてガーシーと話ができる。まだお渡していない1億円をどうお渡しするのか、という話をしていく。彼に対して、私自身や党としてできることがあればやっていきたい。お話しする機会を非公式でやりたい」とした。

 ガーシー被告が2023年12月21日の第3回公判で、飲食店をやりながら借金を返していきたいと陳述したことを引き合いに出し「お店を一緒にやったりとか、これからインフルエンサーを使うって意味ですごく彼の人脈っていうのが必要になっていく。そういった紹介みたいなものも期待している。彼には借りがある。彼のポテンシャルを一緒に使って、政治であったり事業を一緒にやっていきたい」と願った。

 失効しているパスポートの問題もあるが「彼の場合は、海外に行くことが可能であれば海外に行くのではないか。執行猶予の判決が出れば、海外で生活すれば(執行猶予期間に)換算されていきますから、安全をとって海外で生活されるのではないかなと思う」と見立てた。

 ガーシー被告の支援者が、一審で実刑になりながらも二審で執行猶予となったとして「実刑になると間違いなく控訴されると思います。しばらく今と同じになる。再度保釈金を積んで、今の生活ということになる」と説明した。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース