立憲民主党の泉健太代表(49)が4日、都内で開かれた同党の2024年度定期大会でのあいさつで「次の総選挙で政権交代を必ず成し遂げようじゃありませんか。立憲民主党が次の選挙で自民党を上回り、第1党になる。これを目指してまいりたい」と訴えた。
党大会での来賓で、党の中長期ビジョン「ビジョン22」コーディネーターで京都芸術大前副学長の本間正人氏(64)は、泉氏を指し「いま自民がドロドロしている時に、これだけクリーンでスキャンダルのスの字も出てこない。ぼくは塩むすびみたいな人だなあと思うんですけど。具が入ってなくて味がうすいように思うかもしれないけど、味わってみれば飽きがこなくって。持続可能な未来を実現していけるのはこういうキャラクターの人なのではと思う」と評し、エールを送った。
泉氏は、自身を塩むすびと評した珍エールに「よく形容してくださったというか、私もよくおにぎりを作りますけども。塩むすびという表現があって、それはある意味自分としても、そういう役割であっていいのかなという風に思いました」と気に入った様子だった。
記者団から、次期衆院選で政権交代を目指す泉氏の存在感を問う質問にからみ「塩むすびでいいのか。中に具を入れるとしたらどんな具を入れて、どんな代表になっていきたいか」と問われた泉氏は「(具は)いりません。私は私。塩むすびは塩むすびです。このまま行きます。天下一品の塩むすびを作りたいと思います」と返した。