れいわ新選組の大石晃子共同代表(48)が18日、都内で会見し、衆院選を受け16日に同党で役員会で決めた新体制を発表した。健康問題で参院議員を辞職した山本太郎氏は代表にとどまり、衆院選で落選した大石氏は共同代表を続投する。
大石氏とともに共同代表を務めていた櫛渕万里前衆院議員(58)が退任し、奥田芙美代参院議員(48)が後任に。衆院選で、れいわからただ一人当選した山本譲司衆院議員(63)が幹事長に就く。
会見で大石氏は、奥田氏とのW共同代表の狙いについて「(役員人事は)山本代表の選任。やっぱりその山本太郎代表の熱量継承が絶対必要であるということは、重きを置いています。この共同代表がなぜ大石、奥田なのかというと、その熱量継承のため。総理大臣に詰め寄る接近戦の力。接近戦をいとわない人っていう人選。山本代表の良い意味での最も真面目で、最も不謹慎。このエンジンを引き継げる。まだまだ小さなエンジンですけれど大石、奥田のWエンジン体制でやりたいと。そういう趣旨です」と説明した。
奥田氏は、山本代表から共同代表就任を打診された時のことを振り返り「のたうち回った。嫌だと思いました。逃げたいと思いました。今も逃げたいです。胃が痛いです」と胸中を吐露した。
「でも、子どもたちが見ています。私は、子どもを守りたいからここに来たんです。政治は、子どもを守るためにあります。子どもの未来を潰すような政策は、前に進めちゃだめなんです。こともあろうか泥棒、裏金脱税しているような…犯罪を犯しているのにいけしゃあしゃあと国会議員を続けて、裏金議員が返り咲いた。この実態を、子どもたちにどう説明するんですか?」と問いかけ、子どもに説明できない政治の現状を変えていくと意気込んだ。
記者団から、高市早苗首相(64)が再び首相に選出されたことについての受け止めを問われた奥田氏は「あり得ないんですよ」と斬り捨てる。「泥棒、ペテン師、詐欺の集団が国会村に結束している。私は48歳だが、今まで一度もそいうペテン師、詐欺師、そういう脱税をしている人たちが一度に、何百人も遭遇するということを国会村で初めて体験した。あなたたちはペテン師であり、詐欺師であり、そして泥棒、脱税している。そういう者たちが政策など語るな、外交問題など語れない、ということを訴えていくまでです」と猛批判した。
奥田氏が発した「詐欺師」というワードに反応した幹事長の山本譲司氏は「私は秘書給与流用事件を起こして、まさに詐欺罪で捕まったわけでございまして…。こういう人間が国会議員になる資格があるのか、なんてことを言われるんですけど。私の場合は罪を償っています。控訴審を争わずに一審判決に従って刑務所に入りました」と、やや自虐的に自身の服役体験を語った。
山本譲司氏は「ぜひ皆さんね、刑務所入ったら、すごく人生が変わっていいと思う。ぶち込むというよりも、おすすめしたいと思っております。私はきちんと罰を受けたという人間。これがダメって言われるんだったら、たぶんこの国には生き直しというのができなくなる。何度でもやり直しのきく社会という意味では、ちゃんと刑罰を受けてね、また戻るだったら戻られればいいんじゃないかと思っています」と、裏金議員にまさかの服役のすすめを説いた。