元テレビ朝日の玉川徹氏が31日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、上川陽子外務大臣に対し、手腕を評価しつつ、容姿をいじった自民党の麻生太郎副総裁について「言葉の端々に、女性を下に見ているのがでちゃう」と指摘した。
この日は、麻生氏の上川大臣に対する発言を取りあげた。麻生氏はその外交手腕を「たいしたもの」と評価しつつ、「おばさん」「美しいとは…」など、容姿に触れる発言も。これに上川大臣は「どのような声もありがたく受け止めております」と発言している。
玉川氏は「去年、支持率が下がった時に、上川さんを総理に担いでくるんじゃないですか?って話をしたんですね」と切り出し、なぜその話をしたかについて、「女性だよ、女性最初の総理だよ?お前らそれで喜ぶんだろう?っていう感覚を持っているんだろうな、このおじさん達は…と思ったんです」「それって、結局女性の能力とかではなく、これで喜ぶんだろう?って、逆に言えばバカにしている、女性自体を」とコメントした。
果たして、今回も上川大臣を「持ち上げている」ことから「そういう事を意識してやってくるんだろうなっていうのがズバリだった」とも語った。
そして「でも、言葉の端々に、下に見てるんです、結局女性を。それが出ちゃう、ポロポロと」と麻生氏にチクリ。「それで腹立たしいなら、やっぱりダメだと、こういう人を政治の世界からいなくしていかないと、変わらない」とも訴えていた。