歌手テイラー・スウィフト(34)のポルノまがいの性的な偽画像がSNSで拡散したことを受け、X(旧ツイッター)はテイラーの名前で一時的に検索できなくする措置を取った。同社幹部が28日に明かした。
Xの事業運営責任者・ジョー・ベナロッチ氏は、一時的な措置としながらも「この問題について安全を優先しており、慎重を期して行った」と説明した。
ニューヨーク・タイムズの報道によると、Xに投稿されたテイラーのある偽画像は、アカウントが停止されるまでに4700万回閲覧されたという。昨年11月にも今回とは別の性的な偽画像がウェブに投稿されたこともあった。
問題は波紋を広げており、ホワイトハウスのジャンピエール報道官はこの日までに偽画像は「憂慮すべきもの」とし、SNS企業には誤情報の拡散を防ぐ責任があると指摘。AIによって作られた可能性がある偽画像への取り締まりが緩いとも述べた。