サブカル情報のWEBメディア「otalab」はこのほど、47都道府県在住のZ世代男女895人を対象に「睡眠に関する実態調査」を実施し、その結果を公表。Z世代の約2割が毎日睡眠不足を感じていることが明らかになった。(調査期間:2023年12月11、12日)
1日の平均睡眠時間を聞くと最多は「5~6時間」(39.1%)で、「7~8時間」(35.4%)が僅差で続いた。また、少数ではあるが「10時間以上」(3.1%)や「1時間未満」(1.5%)という人もおり、かなりの幅があった。
1週間で睡眠不足を感じる日数では、約2割(17.9%)が「毎日」と回答。「睡眠不足を感じない」という人は約1割(12.3%)しかおらず、Z世代の約9割が頻度を問わず睡眠不足を感じているという実態が明らかになった。
睡眠不足の原因は「つい夜更かしをしてしまう」(331人)が最多。次いで「悩みやストレスを抱えている」(279人)という結果になった。近年、日中に自由な時間をつくれなかった人が睡眠時間を削って自由時間を確保する行為が「リベンジ夜更かし」という言葉とともに問題視されるように。同調査では「仕事や学校以外のプライベートの時間にやりたいことが多かったり、趣味の時間を楽しむことに夢中になって睡眠時間を削ってしまうという人が多いのではないか」と分析した。
また、睡眠に関する悩みでは「たくさん寝ても眠い」(38.0%)や「寝ても疲れが取れない」(25.5%)と睡眠の質に関係する悩みが1、2位に。「なかなか眠れない」(21.5%)、「眠っている途中で目が覚める」(20.3%)といった睡眠時間に直結する悩みを持つ人も多く、少し気掛かりな結果となった。(otalab調べ)