タレントの上沼恵美子が14日、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ」に出演。週刊文春の報道により、「裁判に注力するため」芸能活動の休止を決断したダウンタウン松本人志について語った。
番組冒頭から松本の話題に入り、途中、上沼は11分20秒間にわたって、CMなしでほぼ一人語り。怒りや励ましの言葉を送った。
その中で、2018年12月のM-1グランプリ後に起きた「事件」の後日談も明かした。
「私ね、5年ぐらい前にM-1の審査員をやらせてもらって、SNSで出とったどこかの芸人さんが『あのおばちゃんの審査員いらんかったな、しょうもないな』って、酔っ払ってそれが流れて拡散されたわけですよ。えらいことになったの」
当時、M-1で7位となったスーパーマラドーナの武智が自身のインスタライブで、酔っ払った状態でとろサーモン久保田かずのぶらと、上沼の審査に暴言を吐き、大炎上した。
上沼は「私は、朝起きたら家の前にいっぱいメディアが来てるわけ。週刊誌や新聞社がうわーっと来てて、『なんですか?』って言うたら」「私がまた怒って『ギャー』っていうのを、記者たちは期待してたんやろけど、何のことか分からなくて、チンプンカンプンだったんでね」と話し、「クギズケ」の収録にのぞんだという。
本番前に訪ねてきた人物がいたことを明かした。
「実はこの読売の私の控室に、(コンコンと)ノックをする方がいらっしゃって、それで誰だろうと思って、ドアを開けたら、松本さんが立ってはったんですよ。私が1番ビックリしたのが、あれだけのマスコミをどうやって巻いて、読売テレビの中に入れたな、と思ったんで、『どないして入って来はりましたん?』って言うたのがひと言目。そしたら『いやいや』って言いながら入って、『なんでしょう』て言うたら『今回は後輩が、えらいこと言ってしまいまして本当に申し訳ございませんでした』って」と審査員として共演していた松本が、マネジャーとともに楽屋を訪れ、頭を下げたことを振り返った。