あとはゴミ箱に捨てるだけに見えるプラモデルの枠組み。しかし、まだパーツが残っているという。どこにあるか分かるだろうか。
人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するモビルスーツ・ドムのプラモデル(旧キット)を作り始めた、あどべくさん(@adobek)。自身のXに9日、「まだパーツが残っているらしいのだが」とつづり、投稿した写真が話題を呼んでいる。写真はパーツを取った後の枠組みを撮影したもの。どこからどう見ても全てのパーツを取ったように見える。
しかし、まだパーツが残っているのだ。一体、どこに?
正解は左側のランナー部分(パーツが付いていた枠組み)。ドムの「ヒート剣」になるパーツだという。たしかに拡大してよく見ると、上、下、右側のランナー部分とは多少形状が異なり、なんらかのパーツであることが分かる。それにしても、何とも見事な擬態っぷりだ。
投稿は12日時点で4000件に迫るいいねを獲得。「え?どれ?」「こりゃ分からん」「リプ見るまでランナーに擬態した武器に気付かんかった。これは取説を読んでも捨てそう」などの声が。また、「捨ててしまい、ゴミ出しした後に気がつきましたよ」「前に気づかずにパーツを捨てちゃったんよな」など悲しい失敗談も寄せられた。
あどべくさん自身は同プラモデルに取りかかる前から「ランナーと間違えて捨ててしまった」という失敗談をうわさで耳にしたことがあったといい「実際に見て、ランナーへの擬態には『なるほど!』という感想でした」と合点がいったようだ。
ちなみに、付属の設計図では、同パーツを指し示し「ヒート剣です。ランナーとまちがえてすてないで下さい」としっかりと赤字で注意書きされている。
「細かいパーツがどこかに消えてしまって」というのはよくあるミスだが、パーツと気付かずゴミ箱に捨ててしまいそうな“擬態パーツ”にもご用心を。