プラモ廃材から作られたプラモデルが”すごい”と話題 ランナータグと目が合った結果

中将 タカノリ 中将 タカノリ

プラモデルのランナーから新たにプラモデルを作ってしまったという投稿がSNS上で大きな注目を集めてる。

「ランナータグと目が合った結果」とこの作品を紹介したのはミニチュアゲーム作家のプロトクラフトさん(@protocraft_bg)。

たしかにこのBANDAIのランナータグは顔に見えなくもないが、そこから一つの作品を作りだすとは凄まじい発想力だ。しかも盾や剣のデザインの細部にBANDAIのロゴ等を再使用するというツボをつく配慮……プロトクラフトさんの作品に対し、SNSユーザー達からは

「バンダイスピリッツの剣がちゃんと青で塗られてるとこもいい
青の正方形何よりかわいい!」

「イイ笑顔!モールドを余さず使いきる姿勢に脱帽」

「プラモ買い占め転売するヤツのところに現れ正義の鉄槌を下すプラモデル戦士かな?」

など数々の称賛のコメントが寄せられている。

プロトクラフトさんにお話を聞いた。

中将タカノリ(以下「中将」):製作にあたりこだわったこと、ご苦労されたことなどお聞かせください。

プロトクラフト:こだわった点は、盾のロゴは赤バンダイ(親会社)、剣の色は青バンダイ(子会社・バンダイスピリッツ)の色になるよう配色した点です。Cランナーの笑顔が少し不気味になるように渋めな塗装を施したところも小さなこだわりです。

気分転換で楽しく作ったので苦労などは特にありませんでした。

中将:これまでのSNSの反響についてご感想をお聞かせください。

プロトクラフト:「かわいい」「怖い」の見る方によって感じ方が真逆なのが非常に興味深いと感じました。多くの方に見ていただけて大変ありがたく思います。

◇ ◇

普通なら捨ててしまうような部位から作品を作りだすというのはプロフェッショナルの見せ所。今後もこのような素敵なアイデアがSNS上を賑わせる事を期待したい。

なお今回の話題を提供してくれたプロトクラフトさんは、コロナ禍でボードゲームイベントが減少したことにより作家たちの作品の販売機会が減っていることを危惧しているそうだ。プロトクラフトさんのウェブショップ「ProtoCraft」はじめさまざまな作家がウェブショップで独創的な作品を発表しているのでご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。

プロトクラフトさん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/protocraft_bg
ウェブショップ「ProtoCraft」:https://protocraft.thebase.in/

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