人気英シンガーのロッド・スチュワート（78）が、ホテルのスタッフに1万ポンド（約180万円）のチップを渡し、サッカーのユーロ2024でスコットランドが優勝することに賭けるよう伝えたという。
妻ペニー・ランカスターと2人の息子、アリスター（18）、エイデン（12）と、スコットランドのパースシャーにある5つ星ホテル、グレンイーグルスに宿泊し新年を迎えたロッド、そこで受けた「素晴らしい」サービスに大感激したようだ。
ロッドはデイリー・レコード紙にこう語っている。「僕は幸運にも世界の一流ホテルに滞在してきたけど、グレンイーグルスのサービスはどこにも引けを取らない」「1年のうちでとても慌ただしい時期にスタッフは素晴らしい仕事をしていて、1ペニーたりとも無駄とは思わないよ。スコットランドのホスピタリティは最高だ」「グレンイーグルスの若いスタッフたちに、お金を賢く投資するようアドバイスした。ユーロ2024でスコットランドが優勝することに賭けるようにね」
ロンドンで育ったものの、エディンバラ出身の亡き父親を持つロッドは、セルティックとスコットランド代表チームを声高に応援しており、12月30日にはセルティックがライバルのレンジャーズに２–１で勝利した事を祝って、家族と一緒にホテルのバーでカクテルで乾杯していた。
そんなロッドは昨年にも、NHS（国民保険サービス）の待機リスト削減のため診断スキャン費用を支払うと、出演した番組で約束しており、2月には自ら病院を訪れその最初の恩恵を受ける患者と面会していた。
他の有名人にも自分の寛大さを見習って欲しいと願っているロッドは、「もしこれが大成功したら、ベルファスト、ダブリン、エディンバラ、グラスゴー、マンチェスターでもやってみたい」と話している。
この他にもロッドは、7人のホームレスのウクライナ難民にバークシャーに50万ポンド（約9000万円）のタウンハウスを提供し、最低1年間は家賃と生活費を支払うと約束、また16人の難民をベルリンの安全な場所へ移動させる為、3台のトラックを手配している。
