女優のコン・ヒョジンが3日、韓国の人気トークバラエティー「ユ・クイズ ON THE BLOCK」にゲスト出演。2023年12月に入隊した夫で歌手のケビン・オーとのラブストーリーを語った。
コン・ヒョジンとケビン・オーは2022年4月に交際の事実を認め、同年10月にアメリカで結婚。晴れて夫婦となった。
MCのユ・ジェソクは、コン・ヒョジンがインタビューでたびたび「結婚に興味がない」と言っていたことから「突然この人(ケビン・オー)と結婚しなければ、という気持ちが押し寄せたのか」と質問。コン・ヒョジンはこれを認め「非婚主義だ、子どもがいない方が幸運だ、そんな話を本当にたくさんされてきた。シングルの友達も多いし、私も寂しいことはないと思っていた」と言及する。
そして「結婚する人はみんな〝見分けがつく〟と言うが、(ケビン・オー)がそんな気がした」と、心境の変化を明かした。
コン・ヒョジンは、ケビン・オーの電話番号の登録名を「マイエンジェル」にするほどの愛情を見せ「アメリカにいる夫の家族からは『鳥肌が立つ』とからかわれるが、私は彼の翼を本当に見た」とのろけるのだった。
そんな2人の出会いのきっかけは、コン・ヒョジンが仕事が一段落して余暇を過ごしたいと思っていた時に、友人から「(ケビン・オーの)コンサートに行かないか」と誘われ、足を運んだことからだという。
「それからすぐに海外ミュージシャンのコンサートへ行くことになったが、夫が一緒に行くことになった。『チケットはこの人が取ってくれるから』と、電話番号よりも先に、彼の本名と口座番号を受け取って送金した」「お互いにお酒が苦手なので、集まっては1、2杯飲んで仲良くなっていった」と当時を回想した。
ケビン・オーは「妻と韓国で安定的な生活をすること」を理由に、23年12月に33歳で韓国軍へ入隊したことを所属事務所が発表。放送ではこの件についても触れ「今の私の一番の悩みは、夫が軍隊に行って〝ゴムシン(ゴム靴/入隊した彼を待つ女性のこと)〟として一人の時間を過ごさなければならないこと」「(収録当時)夫が入隊して2晩が過ぎた。今日は涙で夜を徹して来た」「心が複雑で、ずっと『どうしよう』という気持ちがある」ことを告白した。
しかしケビン・オーはコン・ヒョジンに「予約メール」を作って行ったと言い「毎日10時にメールが届く、まるで映画のようだ。こういうイベントが得意な人だとは知らなかった。(入隊の)3日前からずっと何かをやっていて、自叙伝でも書いているのかと思ったら、これを準備してくれていた」と感慨深げに語った。
コン・ヒョジンは1999年に映画「少女たちの遺言」でデビュー。安定した演技力と、作品選びの優れた選球眼で人気を集め、途切れることなく第一線で活躍している女優の一人だ。2019年に出演したドラマ「椿が咲く頃」では、デビュー20周年に生涯で初めて演技大賞を受賞した。
夫であるケビン・オーは、2015年にソ・イングクらを生み出した、Mnetオーディション番組「スーパースターK」シーズン7に出演し、優勝。シンガー・ソングライターとして活動するかたわら、2019年にJTBCバンドオーディション「スーパーバンド」に出演し、番組内で結成された「Aftermoon」のメンバーとしても活動した。