米俳優ケヴィン・ハート（44）が、ユーチューバーのラターシャ・ケベを訴えたことが話題となっている。通称ターシャ・Ｋとして知られるラターシャは、ケヴィンに対し、巨額の「身代金」を払わなければ元アシスタントの暴露インタビューを公開すると脅してきたという。
ページ・シックスが入手した訴状によると、ラターシャは１１月、ケヴィンの元アシスタント、ミーシャ・シェイクスとの「ハートに関する虚偽で中傷的な発言」が含まれた会話を録音していたそうで、その後、ラターシャの仲間とされる人物が関係者に電話をかけてきて、「２５万ドル（約３５００万円）の身代金を払わないならばインタビューを公表する」と脅してきたとケヴィンは主張している。
ラターシャとミーシャは当初、そのインタビューで語られたケヴィンの結婚やビジネス上の取引に関連する話が、評判を「傷つける」ことになると警告。しかしケヴィンが「身代金」を支払わなかったことから「わいせつで有害と思われる内容」を含めたティーザー動画を投稿したという。
訴訟には「ティーザーには、動画の２分６秒のところで『金が支払われないときは、どんな手段を使ってでも手に入れる』と具体的に警告している声明が含まれていた」と記されている。
その時点でケヴィンの関係者が警察に通報。ミーシャが２０１７年から２０２０年までケヴィンの下で働いていたときに非開示の合意だけでなく秘密保持契約書にもサインしていたとして、ラターシャには中止通告書を送ったという。
ラターシャは今月２２日、ケヴィンに暴露インタビューの動画をフルで投稿すると伝えた後、同日夜に自身のサブスク制のウェブサイトで公開していた。ケヴィンは恐喝とプライバシーの侵害でラターシャとミーシャを、さらに契約違反と名誉毀損でミーシャを訴えている。
