「クリスマスくらいはどーんとホールケーキを!」と思っても、実際には高くて諦めてしまった人も多いのでは。一方、ホールケーキを格段に安く簡単に調達する名案が浮かんだのは、大学生の「とき」(@t0k1j1r0)さん。早速試してみた結果、待っていたのは大誤算。「ど、どんまい」「ちょっと足らんのや!」と励ましの声が広がっている。
12月24日、クリスマス・イヴの夜。ときさんは友人らを自宅に招き「M-1グランプリ」を鑑賞する予定だったという。せっかくなので、デザートにはホールケーキを用意しようとスーパーへ向かったが、予想外に高価で手が伸びず。その時、ミルクレープ(2切入り)が目に入り「パッと見、1/8サイズに見えたので2切入りを4個で、8切分買えばホールケーキになって安く済む!」とすぐに4個購入したという。
自宅で満を持してミルクレープを並べてみたが、だんだんと名案の雲行きが怪しくなる。8切れを使い果たしても、およそ直角ぶん足りず、ホールケーキになるはずが、アーケードゲーム「パックマン」のようになってしまった。1/8ならば1切れは45度のはずだが、ミルクレープをよく見てみると45度よりやや鋭角に見える。失意のときさんは自身のX(旧ツイッター)に「8つ合わせたら、ホールケーキができると思ったんだ」と投稿した。
ときさんは「頭の中でホールケーキになると思って買っていたので、並べた時はみんなで声出して笑っちゃいました」と回想。あと2~3切れあればホールケーキが完成しそうに見えるが「時間も遅く、これはこれで面白かったので買いに行く事は考えていませんでした」と明かした。
ときさんにとっては「いいね」ではない出来事だが、投稿は26日時点で20万を超えるいいねが殺到。「ど、どんまい。コレ、すごく素敵な発想だと思いますよ!」「ちょっと足らんのや!!残念!!」「確かに、無意識に8等分のイメージがあることに気づいた」「できあがったのはパックマンでした」などの声が寄せられた。
友人などに報告するために投稿したが、思わぬ反響。ときさんは「ここまでいろんな人に見られるとは思ってもなかったので」と驚きを隠せない様子だった。なお、当サイトで調べたところ、ホールケーキの価格は同種のショートケーキと比較して、10倍を少し上回るケースが確認できた。