女優のジョディ・フォスター(61)はたまにしかメイクをしないという。アカデミー賞受賞経験を持つジョディは、子役として俳優業をスタートさせた当初から化粧品を使っていたと振り返り、美意識に対する価値観の変動にどうしてこれだけ長い時間がかかっているのか疑問を投げかけている。
ジョディはインタビュー誌に「テレビに出演していたから、3歳の頃からメイクをしていたわ。私のメイク経験といえば全て、椅子に座って、だいたい朝の4時半くらい、トレーラーが外にあることもあるから凍えるほど寒くて、誰かが分厚いファンデーションを塗る。湿った状態で体に塗りまくられて、不快だった。そして夜、10時間の仕事をした後に家に帰って、オレンジ色のファンデーションが流し台に流れていくの。今の時代になって、外出する時とかにたまにメイクはするけど、ジェンダー意識のあるこの新時代まで、私たちがメイクについて疑問を持たなかったのはおかしなこと。誰がそうしろって言ったのかしら?誰が始めたの?」と語った。
そんなジョディは、14歳の1976年に『サタデー・ナイト・ライブ』で当時最年少の司会を務め、今では大スターとなっているダン・エイクロイド、ギルダ・ラドナー、ビル・マーレイ、チェビー・チェイスらが出演。本番前にジュースをこぼしたシャツのまま登場しなければならなかったなど、あまりいい経験ではなかったとこぼし、「素晴らしいショーだったけど、すごく緊張した。ライブなんてやったことがなかったから」と明かした。