米人気俳優、映画撮影中にヘルメットの影響で髪が抜ける「カツラをかぶればよかった」

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 パトリック・デンプシー
 パトリック・デンプシー

 俳優のパトリック・デンプシー(57)が映画『フェラーリ』の撮影で髪が抜けたそうだ。イタリアのレーシング・ドライバー、ピエロ・タルッフィを演じるため髪をプラチナブロンドに脱色したものの、髪の染料とキツいレース用ヘルメットの組み合わせで、脱色する代わりにカツラをかぶればよかったと振り返っている。

 パトリックはラジオ・タイムス誌に「髪を染めたんだけど、ヘルメットをかぶっていたせいで髪が抜け始めたんだ。髪を染めすぎたせいか、撮影が終わるころには後光が差してきて髪が全部無くなってしまった」と語った。

 同作で髪を染めたことが多くの問題を引き起こしてしまったようで、パトリックは最近、頭皮に痛みをともなう水ぶくれができたことを米ヴァニティ・フェア誌に「とても困難な作業だった。まだコロナ禍だったから、カツラ合わせをする時間がなかったんだ。染めたんだけど色が合わなかった。それで、頭皮をやけどして水ぶくれになってしまい1週間過ぎてやっとうまくいったんだ。今回の映画では、そのことが一番大変だった。でも、それをやりとげたら映画でのスタイルができたのさ」と明かしてもいた。

 最近、ピープル誌の「最もセクシーな男」に選ばれたパトリック、妻のジリアン・フィンクとの間にタルーラ(21)と双子のサリヴァンとダービー(16)をもうけているが、妻と子供たちの反応を聞かれたパトリックは、米テレビ番組『エクストラ』で「『本当に?すごいね。素晴らしい!』って。で、子どもたちは僕をやっつけてきた。そうするべきだし楽しかったし、みんなそれぞれ投票したい人がいて討論もしただろうから、すごくよかったよ。子どもたちは自慢するネタでは使わないだろうけど、間違いなくからかってくるはずさ」と答えていた。

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