長嶋一茂「組織として恥ずかしい」楽天・安楽のパワハラ「見て見ぬふり」した球団の責任追及

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 長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が1日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。プロ野球・楽天の安楽智大投手のパワハラ行為について言及した。

 楽天は11月30日に会見を開き、後輩選手へのハラスメント疑惑が浮上していた安楽について、選手やコーチ、スタッフへアンケートをとり、「ほぼ事実」と認定し、安楽を自由契約にすると発表した。

 番組ではこの問題を特集。球団の調査で、「若手選手を逆立ちさせて下着を脱がす」「食事の誘いを断った後輩にしつこく電話をする」「『罰金』の名目で後輩から金銭を徴収する」などのパワハラ行為が確認されたことを伝えた。

 一茂は「とても残念だし、恥ずかしい話だし…。と同時に憤りがふつふつと沸いてくることですよね」とプロ野球OBとして感想を話した。楽天が決断した自由契約については理解を示したが、「逆立ちさせて下着を脱がすとか…、ロッカールーム内で行われたってことなんだよね。何で誰も気付かないで、誰を言わないのかっていうことを含めて、監督、コーチの責任もある。ロッカールームはトレーナーを含めて、コーチもコミュニケーション取りにいく場ですし。誰か気付くだろうって」と、周囲の責任についても言及した。「ある意味見て見ぬふりしたところは、組織として、チームとして恥ずかしいね」と斬り捨てた。

 今後、安楽が歩むべき道について、「一回ユニホームを脱いで、ボール拾いとグラウンド整備からスタート。片目で野球をやっている選手たちを見て、野球をやれることのありがたみだったりとか。そういうところからやらないと、また再発しちゃうんで。ゼロからスタートしてほしいなと思います」と話した。

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