「ぼっち・ざ・ろっく」声優の青山吉能、共演者から〝バケモノ〟呼ばわり ギター練習9カ月で堂々ライブ演奏

松田 和城 松田 和城
舞台あいさつに登壇した(左から)青山吉能、鈴代紗弓、水野朔、長谷川育美
舞台あいさつに登壇した(左から)青山吉能、鈴代紗弓、水野朔、長谷川育美

 人気アニメ「ぼっち・ざ・ろっく」が5月に行ったライブイベント「結束バンドLIVE-恒星-」(東京・Zeep Haneda)の劇場上映を記念した舞台あいさつが19日、都内で行われ、作中に登場する4人組バンド「結束バンド」のメンバーを演じる声優陣が登壇した。

 ライブイベントでは、キャラクターの担当声優がサポートバンドメンバーとともに楽曲を熱唱。一部の曲では主人公でギター担当の後藤ひとり役・青山吉能が、企画でギターの練習を始めてからわずか9カ月で弾き語りを披露した。そんなライブの様子が30日までの期間限定でスクリーン上映される。

 アレンジしたライブ衣装で登場した青山は「私にとってもすごく思い出に残るしかないライブになった。それが改めてとっても大きなスクリーンと素晴らしい音響で聴けるというのが、すごくうれしいと思っていますわ」と茶目っ気たっぷりに話した。

 メンバー間で互いの”推しポイント”を言い合うコーナーでは、喜多郁代役の長谷川育美が青山を「バケモノ」と表現し会場を沸かせた。すぐさま「ほめてる!良い意味で」と補足。ギター初心者だった青山の”堂々パフォーマンス”について語った。「最初からボルテージが上がりまくっている恒星の会場で、始めて1年もたっていない人が黒い物(ギター)をもって…」と羨望(せんぼう)のまなざしを送った。

 伊地知虹夏役の鈴代紗弓も「普通あんな感じだったら緊張で震える。震えてたかもしれないけど、それがあんまりみえない。たぶんよっぴ(青山の愛称)なら大丈夫みたいなものがある」。山田リョウ役の水野朔は「真剣なよっぴさんの顔を見て『めっちゃかっけえな。でっけえ背中だな』って思ってました」と照れくさそうに明かした。褒めちぎられた青山は「でっけえ背中です!」と体を半回転させ、こたえていた。

 「ぼっち・ざ・ろっく」は、はまじあき氏による4コマ漫画を原作に、22年10月から12月に放送されたテレビアニメ。ギターを愛する孤独な少女”ぼっちちゃん”こと後藤ひとりが、ひょんなことから「結束バンド」に加入し、メンバーとともに成長していく姿が描かれる。

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