女優ジェイミー・リー・カーティス(64)は、俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(76)が映画『トゥルーライズ』で自分の恋人になることをためらったのは、憧れの俳優トニー・カーティスの娘と愛し合うのは「奇妙」だと感じたからだと考えていたことを明かした。
2人は、ジェームズ・キャメロン監督による1994年の同アクションコメディ映画で、タスカー夫妻役で共演。アーノルドは年齢差を気にしていたそうだ。
ジェイミーは米クローサー誌にこう語っている。「アーノルドは私のことを、トニーのかわいい娘として知っていたと思うわ」「アーノルドは私のパパが大好きだったから、トニーの娘とイチャイチャするのはちょっと気持ち悪かったかもしれないわね」と語った。
ジェイミーは以前、「9.11の後では、もう『トゥルーライズ』はできないと思う」「テロを揶揄していいとは言いたくないけど、この映画は9.11以前の話だから、テロを揶揄することはできた」と語っており、2001年9月11日に起きたニューヨーク同時多発テロ事件の影響で、大スクリーンでテロをパロディー化するのは不適切だとして、この映画の続編はあり得ないと示唆していた。
次回作に反対しているジェイミーだが、一方で同作で演じたヘレンが自身のキャリアの中でも最高のキャラクターの1人であったと信じているといい、キャメロン監督の企画を賞賛している。「『トゥルーライズ』は、あらゆる面で私がうまくやりそうなことが完璧に組み合わさっているわ。完璧なキャンバスだった。ジェームズが私を雇い、私のために脚本を書いてくれたの。彼は私のやりたいようにやらせてくれたからよ」