ホラー小説界のレジェンドのスティーヴン・キングが、映画『マーベルズ』のオープニング興行収入がマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)史上最低となったことをあざ笑うものたちを批判した。自身はマーベル映画のファンではないというキングが、ニア・ダコスタ監督による同新作への「不快な」反応に対して口を開いたかたちだ。
キングはX(旧ツイッター)にこう綴っている。「私はMCU映画に行かないし、関心がないが、『マーベルズ』の興行収入が低かったことを、ほとんど隠さずにあざ笑っていることを非常に不快に思う。どうして失敗をあざ笑うんだ?」
『キャリー』や『ミザリー』といった名作ホラー小説で知られるキングは、同映画に対する姿勢は、「思春期男子の嫌悪」だとして、「『マーベルズ』に対する拒否反応の中には、思春期男子の嫌悪もあるだろう。『女子!気持ち悪い!』のようなね」と続けた。
『マーベルズ』はブリー・ラーソン、テヨナ・パリス、イマン・ヴェラーニの3人の女優が主演というユニークな作品となっており、ブリーは以前、キャプテン・マーベル役にキャスティングされて以来、荒らしの標的となっていることを明かしていた。