お笑いタレントのケンドーコバヤシ(51)が7日、大阪で行われた「THE TOBACCO NAMBA」リニューアルオープンお披露目イベントに、大阪市の横山英幸市長(42)らと登場した。
なんばグランド花月(NGK)劇場下1階の喫煙所を改装し、壁にはヤニなどタバコの汚れが付きにくいタイルを使用。最大で10人の利用が可能で、利用時間はなんばグランド花月の営業時間に合わせる。また、施設利用者だけでなく、一般にも開放する。
2025年大阪・関西万博の開催を契機に同年1月から大阪市内全域での路上喫煙禁止に向けた分煙環境整備の推進として、大阪市指定喫煙所設置経費等補助金の助成を活用した株式会社コソドと吉本興業が共同で運営する。
横山市長らとのイベントでもあり、普段のラフな姿と一変してビシッとしたスーツ姿で登場。「喫煙者なので、今回のような、こういう素晴らしい企画に携われて幸せです。分煙環境というのを、身近なところから伝えていきたいと思います」と、あいさつも真面目だった。
若手時代に過ごした場所だけに「これから環境のために良くなっていく施設が、この思い出深いNGKの施設の下にできたのはうれしいなと思って」と感慨深げ。当時の思い出となると「いっぱいあるんですけど、態度が悪い、服装が汚い、目つきが悪い、ネタの意味が分からない、と怒られたことですかねえ。以前は大変、ご迷惑をおかけしました」と頭を下げて笑わせた。
また、愛煙家らしく「NGKの公演を見終わった後に、(タバコを)吸われる方はあそこに集まって『すごいなあ文珍師匠は』とか、若手のネタの甘さとかを語り合って欲しいですね」とアピールした。