女優の杉咲花(26)が6日、東京・テアトル新宿で、主演映画「市子」(12月8日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。東京都出身の杉咲だが、関西出身の共演者から関西弁をべた褒めされて、照れ笑いを浮かべた。
大阪出身の森永悠希(27)は「杉咲さんの関西弁がうますぎる。日常生活の言葉まで関西弁にできる人はいない。関西出身か聞いたら違うと言われてビックリ」と称賛。これに杉咲は「朝ドラで話す機会があって、1年かけて方言指導で教えてもらったおかげ。ネイティブの方に言ってもらえるとうれしいです」と口角を上げた。
同作は、恋人からプロポーズを受けた翌日に失踪した川辺市子(杉咲)の壮絶な人生を描く。昨年夏に行われた撮影について「演じ手として表現をしないといけないという欲が剥がれ落ちて、ぐわんぐわん心が揺さぶられる時間を過ごせたのは、初めての経験。素晴らしい経験をさせてもらった」と回想した。
杉咲の相手役を演じた若葉竜也(34)は、「杉咲さんとは朝ドラの『おちょやん』でも告白したけど、いつもうまくいかないなと思いました」と苦笑いを浮かべていた。舞台あいさつには、共演の中村ゆり(41)、戸田彬弘監督(40)も出席した。