英国のジョージ王子(10)が、学校で自転車、ランニング、水泳とトライアスロンのトレーニングに励んでいるそうで、大会で役立つ秘訣を聞いていることが分かった。
先日行われたウインザー城での式典で、父親のウィリアム皇太子が、2016年にトライアスロン女子世界選手権でタイトルを獲得し同年の五輪で4位となったノン・スタンフォードさんに、英ウェールズ大会での貢献に敬意を示してMBE(大英帝国五等勲爵士)を授与した際に、ジョージ王子のトレーニングについて語ったという。
ノンさんはデイリー・ミラー紙に対して「ウィリアム皇太子は、ジョージ王子が学校でトライアスロンをしていることを話してくれました」「皇太子のもとで働く男性がトライアスロンを少ししたことがあり、ジョージに靴に(摩擦を軽減させる)タルカムパウダーを入れるアドバイスをしたりしているようです」
「ジョージ王子は同級生にもパウダーを分けてあげていて、みんなこのアドバイスに喜んでいるようです」「皇太子はさらに、トライアスロンの将来や頭角を現している選手について尋ねてきました。楽しくお話をさせていただきました」と語った。
ウィリアム皇太子だけでなくキャサリン妃もスポーツ好きで、最近子どもたちに「負け方」を学ばせようとしているという。ポッドキャスト『ザ・グッド,ザ・バッド・アンド・ザ・ラグビー』に出演した際、ウィリアム皇太子は語った。「スポーツのチーム環境は、僕の人生と成長の中で大きな役割を果たしました。恐怖、ノイズ、競争心、仲間や周りのチームとの中に一緒にいるのが好きでした」「誰かが怪我をしたり、仲間はずれにされていると感じたら、仲間に入れてあげようとするんです」「仲間意識、人間関係を築くこと、そして負け方を学ぶこと。今はそれに集中しなければならないと思います。人々は上手な負け方を知らないと思いますから」
特に子どもたちにはそのことを理解してもらいたいとのことで、「幼い頃から負け方となぜ負けるのかを学んでその過程を通じて成長していくことが本当に大切なのです」と続けた。
また、キャサリン妃は、子どもたちはすでにいろいろなスポーツをやりたがっているとして、「すごくに興味深いのは、子どもたちは皆、全く異なる気質を持っていることですね。成長してさまざまなスポーツに挑戦していく中で、どのように成長して発展してゆくか分かるでしょう」と語っていた。