大阪・道頓堀ダイブまたダイブ スク水&カーネル 警官1300人厳戒態勢も止まらぬカオス

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 カーネル・サンダースのコスプレで道頓堀川に飛び込むファン(画像の一部を加工しています)=撮影・石井剣太郎
 カーネル・サンダースのコスプレで道頓堀川に飛び込むファン(画像の一部を加工しています)=撮影・石井剣太郎

 この日、大阪府警は1300人を動員。御堂筋には警察車両が数百メートルにわたり並んだ。戎橋には約80人を配置。うち約半数が橋の両側に並んだ。遊歩道へのスロープも封鎖されるなどダイブ阻止手段が取られた。道頓堀はリーグ優勝時同様、水位が上げられた。

 【1985年 日本一達成時VTR】

 阪神が日本一に輝いた38年前の1985年11月2日。大阪ミナミの道頓堀川にかかる戎橋は熱狂に包まれた。

 西武球場で行われた日本シリーズ第6戦。阪神が西武を下して日本一が決定すると、戎橋周辺に集まった1000人ほどのファンらは歓喜して「六甲おろし」の凱歌(がいか)をあげた。その後、興奮した若者らが欄干を越えて、川に飛び込み始めた。跳躍のたびに、どっと沸く歓声。「あと一人」コールが起こり、また一人、また一人と飛び込んだ。

 戎橋とは別に、キタではファンによる“御堂筋パレード”も行われた。国鉄(現JR)大阪駅と阪急・梅田を結ぶ歩道橋上に2000人のファンが集まり、日本一を祝う大合唱。その後、ファンらは御堂筋に繰り出して「掛布コール」、「バースコール」を繰り広げ、立ち止まって「バンザイ!!」と歓喜。沿道のサラリーマンらも加わって、“パレード”の列は膨れ上がっていった。

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