◆マーベル俳優の息子 10歳で死去 珍しいタイプの脳腫瘍で闘病、発症から1年3カ月

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パワーレンジャー(ロイター)
パワーレンジャー(ロイター)

 マーベル作品で知られる俳優のエカ・ダーヴィルの10歳の息子が、珍しいタイプの脳腫瘍との闘病の末に亡くなった。『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』と『パワーレンジャー』などに出演したエカの息子マナ君は、今年初めにグリア神経細胞脳腫瘍と呼ばれる希少で侵攻性のある致命的な病気と診断され、余命数週間と宣告されていた。

 クラウドファンディングサイトGoFundMeを通じて数千人の寄付を集め、マナ君は治療を数回受け、同ページでは闘病の様子が定期的に更新されていた。

 エカの母マライカさんは最新の動画更新の中で、勇敢な少年が悲劇的にも戦いに敗れたことを悲痛な思いで発表し、今は「自由」で「安らぎ」であることが救いだと認め、こう話している。「彼はいつも私たちと共にいてくれるし、今も私たちと共にいます。だから私はこの祈りに参加したいと思いました」「エカ、ライラ(エカの恋人)、ライラのご両親、エカの祖父母、私、弟たちがどれほど心を痛め、嘆き悲しんでいるか想像がつくでしょう」「でも同時に喜びも大きい。安らぎもあります」「すべての試練が始まってから463日間のあれほどの長い闘病の後、家の中は静まり返っています。そして今、彼は自由になりました。今は光の中で踊っているのです」「私たちは皆、それを見て、感じています。私と同じように、多くの人々がマナをずっと愛していたことを知っています」「マナは生涯で、普通の人よりも多くの人の心に触れることができました」「そして彼はその物語、勇気、強さ、知恵、高次元の魂、天使界、天使たち、光の最高の周波数へと上昇し、私たちの愛を彼の魂に注ぐように人を導きながら、ハートに触れ続けることでしょう」

 マナ君は、2022年7月にビーチで倒れて以来、ひどい発作に悩まされるようになり、1月に病院で同診断を受けた。家族は、マナ君が腫瘍の大部分を切除する手術を受けた後、さまざまな治療法を試すためにオーストラリアからアメリカに移住、GoFundMeのサイトで目標額の60万ドル(約9000万円)を超えて達成したため、引き続き治療への希望を持ち続けていた。

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