バターが酸化しない、目からうろこな保存法が話題 「端っこから剝がしてた」「銀紙クシャクシャの民でした」

松田 和城 松田 和城
画像はイメージです(Elena Schweitzer/stock.adobe.com)
画像はイメージです(Elena Schweitzer/stock.adobe.com)

 パンに塗ったり、料理の味付けで使用するバター。銀紙をはがして端から使用していく人が多いのではないだろうか。そんなバターの「目からうろこ」な保存方法がX(旧ツイッター)で話題を呼んでいる。

 乳業メーカーで10年以上勤務しているというチーズの牛(@umomousio)さんは7日、自作の図解イラスト付きでバターのオススメな保存方法を紹介。「銀紙を剝がさずに真ん中から切って、残りは断面をくっつけると表面が酸化せずに最後までおいしく食べられますよ~」。”端から使用派”のユーザーからは驚きの声が続出。「この手があったかー!」「目からうろこ」「知らなかった!」「端から削って箱に押し込む、銀紙クシャクシャの民でした」「普通に端っこから剝がして、断面が黄色くなったバター食べてた」「昨日バターをカットする前に知りたかったw」などの声が寄せられている。

 チーズの牛さんは「今回の切り方や保存方法はあくまで一個人の意見で勤め先の会社の推奨するものではありません。用途や使用量、頻度によってはラップを使ったり冷凍した方が良い場合もあります」と前置き。そのうえで、真ん中から切る際は切れ味の良い包丁を使用することをすすめている。「うまく切れないと銀紙の破片がバターに付着してしまうことがあります。細く切るのは難しいので、少量ずつ使うのには向いていないかもしれません」と説明した。

 ユーザーの中には、端から切った後、表面にラップをかけて保存する人も見られた。チーズの牛さんは紹介方法との保存状態の違いについて言及。通気性の違いがあるためラップの素材にもよるというが「密着させて空気に触れなくさせるという点ではそこまで大きな差は無いかもしれません。銀紙の方が遮光性が強いので光劣化を防ぐ効果はあるんじゃないかと思います。バターが包丁以外に触れないので手などに触れることでの汚染リスク低減にもなるかもですね」とした。

 同投稿は12日までで、1.9万超のリポスト、3.7万超の「いいね」を獲得。大きな反響が寄せられている。「ようかんなど他の食品にも応用できる切り方だと思うので、いろんな方に『参考になった』と言ってもらえてうれしいです!」と喜びを語ったチーズの牛さん。人気漫画「るろうに剣心」の名シーンと重ねた「戻し斬り!」という反応が印象的だったようで「言い得て妙だなと思いました。良い包丁と切る技術があれば元通りピタッとくっつく!…という剣豪気分を味わえる点もこの切り方の面白さの1つだと思うので」と笑顔を見せた。

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