コールドプレイ 元マネジャーに25億円の反訴「ツアー予算の適切な監視及び統率」を怠ったと主張

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画像はイメージです(Valentin/stock.adobe.com)
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 ロックバンド「コールドプレイ」が元マネージャー、デイヴ・ホルムスから起こされた1000万ポンド(約18・2億円)の訴訟に対して1400万ポンド(約25・4億円)の反訴を起こした。20年以上同バンドのマネージャーを務めていたホルムスは昨年解雇され、今年8月に未払いの巨額のコミッションがあるとして訴訟を起こしていたが、バンドが訴え返したかたちだ。

 ホルムスの代理人はサンデー・タイムズ紙にこう話す。「コールドプレイは自身らの弁護に苦労することを知っていますよ。デイヴを存在しない倫理的過失や不正行為で非難しても、本題からから関心をそらすことはできません。コールドプレイはデイヴと契約していました。それを尊重することを彼らは拒んでいます。デイヴに払うべきものを払う必要があるのです」

 同紙によると、ホルムスがプロモーターのライヴ・ネイションから2回、合わせて3000万ドル(約44.5億円)のローンを借りていたことが、コールドプレイに代わって同社と交渉する際に影響を及ぼした可能性があると同バンドは指摘しているという。

 さらにホルムスが昨年3月にスタートした「ミュージック・オブ・ザ・スフィア」ツアーに経費を使い過ぎたと同バンドは非難、不適切な設備で大金が無駄になったとし、その例として16本の特注の柱の費用が1060万ドル(約15.7億円)かかったものの使われず、ジェット・スクリーンと呼ばれる映像プロジェクション機器はサイズが大きすぎて、アルゼンチンでの10公演のみに使われたとしている。

 同バンドはホルムスが「ツアー予算の適切な監視及び統率」を怠ったと主張、ロンドンの高等裁判所において1400万ポンドの損害倍書を求めている。

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