石川佳純さん引退後は食事量「半分以下」全農イベントで近況 4カ月ぶり卓球練習再開「すごく下手くそに」

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 全農のオフィシャルアンバサダーに就任し、職員との交流会に参加した石川佳純さん(前列中央)
 全農のオフィシャルアンバサダーに就任し、職員との交流会に参加した石川佳純さん(前列中央)

 卓球女子で五輪3大会連続メダリストの石川佳純さん(30)が10日、都内で行われた全農のオフィシャルアンバサダー就任式に出席した。同時に行われた「感謝の会」ではトークショーを行い職員と交流。質疑応答では、現役引退後の食生活について聞かれ「量は(現役時代の)半分以下に減らしています」と明かし、周囲を驚かせた。

 白いジャケットと赤いスカートのシックなファッションで登場した石川さんは「全農カラーです」とニヤリ。5月の引退後、最近は朝7時に起きて毎日ランニングするのが日課だという。「選手時代は7時45分とか(活動を始める)ギリギリまで寝ていたが、最近は疲れ知らずでランニングしている」と明かし、「(現役時代は)運動嫌いだったのに、意外と動かないと動きたくなるもんだなと感じています」と笑った。

 職員から引退後の食事について質問されると、「現役の時は(カロリーや栄養を)すごく気をつけていた。(練習や試合で)消費量が多いので結構食べていた」と述懐。朝昼晩の3食に加えて補食や間食もこまめに取っていたというが、「辞めてから(当時と)同じように食べて、1週間ですごく太ってしまった。今は量は(現役時代の)半分以下に減らしている」と明かした。

 引退直後はラーメンや4日連続での焼き肉など、これまで控えていた食事を好きなようにとり、夜更かしも満喫。ただ、肌荒れなどが出てきたといい、「食べたい物をひたすら食べていたらニキビができるようになって、辞めてから食生活、睡眠の大切さを感じた」。現在は8時間睡眠で、バランスのいい食生活に戻し、摂取カロリーも抑えるように気をつけているといい「食べたくなるけど(自分を)律して」と笑った。

 今後もライフワークとしている47都道府県サンクスツアーの完走を目指すほか、運転免許証の取得、タレント業やスポーツを伝える仕事などにもチャレンジする。卓球の練習は引退以降休養していたものの、「昨日サンクスツアーで久しぶりにやったら、すごく下手くそになっていた。もう一回しっかり練習して、いい見本が見せられるように、4カ月も休んだので再開します」と左肩を回した。

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