韓国で絶大なる人気を誇る、歌手であり女優のIU(アイユー)に、度を越した迷惑行為を続ける人物へ、所属事務所のEDAMエンターテインメントが警告文を発表したと複数の韓国メディアが報じている。
記事によると6日、EDAMエンターテインメントは「9月4日、当社IUに対する告発建議却下決定後、法律代理人からこれに関連する民事・刑事訴訟の現在の進行状況について伝えられた」という事実を公開。
「当社は2月ごろ、すでに告発者の可能性が極めて高い人物の複数SNSアカウント/IDをはじめ、IUを誹謗中傷する人々をソウル江南(カンナム)警察署に虚偽事実の摘示、名誉毀損の罪で告訴した」と伝え、「これらの事件は、現在捜査が進行中であり、法律代理人は告発者と同一人物と推測される人物の情報を収集し、担当捜査官へ伝達。また、通信事実の確認資料確保のため、令状申請および執行を経て、該当業者からの回答を待っている」と説明した。
続けて「関連機関に対する情報公開請求を通して、告発者の情報確保のための手続きを行っており、情報が確保され次第、告発者を名誉毀損などの罪で追加告訴をするため手続きを準備している」とした。
そして名誉毀損、人格権の侵害などの不法行為に基づいた、損害賠償請求訴訟については「告発者の情報を確認次第、損害賠償責任を厳しく問う予定だ」という。
「オン・オフライン上で、IUを相手に続けられている無分別な批判、不法行為については善処することなく〝無寛容の原則〟に従い、民事・刑事上の責任を問うため手続きを進行中だ。このほか、追加的にフォローアップ措置も準備している」と強調。
特に最近、IUへ殺害予告があり、会社社屋や関係各所、アーティストの自宅へ捜査機関が緊急出動しており、IUに対する行為が度を越えている状態だ。
最後に同社は「虚偽申告も、処罰対象に該当する可能性がある。前述の告発者をはじめとする人物を最後まで追跡し、捜査機関に迅速に強力な処罰を促す。IUの安全保護に万全を期す」と強く訴えた。