ジャニーズ事務所「Jr.」呼称消滅へ 「ジャニーズ」の名称に続き 井ノ原の考えも

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 ジャニーズ事務所
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 ジャニーズ事務所が、CDデビュー前のタレントの総称「Jr.」(ジュニア)の呼称をやめる方向で検討していることが3日、分かった。創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、同事務所は、2日の会見で、社名を筆頭に、「ジャニーズ」のつくグループ名や呼び名、関連会社などを全て改称する方針を明言したが、同事務所で長く定着してきた「Jr.」の呼称も消えることになりそうだ。

 現在、事務所に在籍し、東西で活動する「ジャニーズJr.」「関西ジャニーズJr.」は計200人。「HiHi Jets」や「Aぇ!group」など、デビュー前ながら、人気を誇るユニットがしのぎを削る。8月には、下は6歳、上は29歳までJr.総出演のコンサートを東京ドームで敢行するなど活気づいている。

 関係者によると、Jr.部門を統括する関連会社「ジャニーズアイランド」社長を務め、新会社の副社長に就任する井ノ原快彦(47)の考えもあり、過去との決別のタイミングで、事務所の象徴だった「Jr.」の呼び名から卒業することを検討しているという。井ノ原は新会社でも若手タレントの育成にあたることが決まっており、会見では「彼らが一番未来を背負っていく子。人としても、きちんといろんなことを教えていきたい」と語っていた。

 新たに設立する会社では「若手タレントはエージェント契約形式ではなく、新会社に所属することもできる」とも説明している。呼び名のみならず、これまでの「デビュー」という概念や形式なども含め改革が進められることになりそうだ。

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