北朝鮮選手の威嚇・暴力行為にスポーツアナ「やる資格がない」村上佳菜子「同じアスリートと思われたくない」

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 村上佳菜子
 村上佳菜子

 スポーツ中継も多く担当しているフジテレビの西岡孝洋アナウンサーが2日、同局系「めざまし8」に出演し、アジア大会・男子サッカー準々決勝での北朝鮮選手の行為について苦言を呈した。

 準々決勝は日本が2-1で勝利。しかし、勝敗以上にイエローカードは計6枚出されるなど北朝鮮選手のラフプレーや態度が注目を集めた。後半27分過ぎに試合が止まった場面では、日本のスタッフが配っていた水を北朝鮮の選手が強引に奪い、さらにスタッフを殴るような威嚇するしぐさを見せてイエローカードとなった。試合終了直後には北朝鮮選手が主審に詰め寄り、危険なムードとなったため、スタッフが間に入る形となった。

 西岡孝洋アナウンサーは「サッカーというのは審判が前提でできているので、不満を言うことがあったとしても、そこに暴力的なことがあるとしたら、このスポーツをやる資格がないと思うんです」と指摘。「そこは本当にはき違えないでほしいと思います」と苦言を呈した。

 コメンテーターとして出演していたプロフィギュアスケーターでタレントの村上佳菜子は、日本のスタッフへの威嚇に「同じアスリートと思われたくないって思っちゃうぐらい、スポーツマンシップに反してるというか…」とスポーツに携わる1人として表情を曇らせた。「(フィギュアスケートのような)採点競技だったら『ここはどうなんですか?』って意見を聞くようなことはあるかもしれないんですけど、次は(同じ判定を)されないように練習してくるのがアスリートの考え」と自身に照らし合わせて語った。サッカーは得点で勝敗が決まるとあって「その後で(試合後に)ああいう風に詰め寄って行くっていうのは、ちょっとやっぱりアスリートとしてはあり得ないなと思います」と理解できない様子だった。

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