歌手のニッキー・ミナージュの夫ケネス・ペティがラッパーのオフセットを脅迫したとして、自宅軟禁措置を受けた。カリフォルニア州での性犯罪者登録を怠り、2022年7月に有罪判決を受けていたケネスだが、16日にミーゴスのラッパーとして知られるオフセットを脅す動画をSNSに投稿、3年間の保護観察期間の規則を破った疑いで告発されることとなった。
TMZによると、ケネスは20日、犯罪歴のある人間と同行し、特定の個人を脅迫するビデオを録画していたとして、120日間の自宅監視を裁判所から言い渡されたという。
先週投稿された動画には、ケネスとその取り巻きが、ラッパーのカーディ・Bの夫であるオフセットが滞在中とされていたニューヨークのホテルの外で、いくつかの脅迫コメントを口にする姿が収められており、ケネスは「休暇の計画をしておけ。お前の葬式の計画をな!」と凄んでいた。
一方オフセットはその脅迫を意に介さ、「飛行機から降りるところ。奴はホント面白いな」と話す動画を自身のアカウントに投稿していた。
1995年にニューヨークで16歳の少女に対する強姦未遂行為で、同州から性犯罪者として登録されたケネスは、今年6月にはニッキーと共にカリフォルニア州ヒドゥン・ヒルズの自宅からの立ち退きのオンライン署名運動が起こっていた。
ケネスはニッキーとの結婚後、2019年にカリフォルニア州に引っ越し、2020年9月には「パパ・ベア」というニックネームの息子が誕生。しかし、同州で性犯罪者として登録することを怠ったとして、1年間の自宅軟禁と3年間の保護観察を言い渡されていた。
2018年12月にニッキーはケネスの罪について「彼は15歳で、(被害者の)彼女は16歳、2人は付き合っていた。ネットは最悪。あなたたちは誰も私の人生を生きることはできない。あなたたちは自身の人生さえ生きていない」とインスタグラムに話していた。