モデルのナオミ・キャンベル(53)はワードローブにあるデザイナーズ・コレクションを娘に譲る予定だという。
2021年5月に女児、今年6月には男の赤ちゃんが誕生して家族が増えたナオミだが、40年に及ぶファッション業界のキャリアで、膨大な数のデザイナー服やドレス、ハンドバッグ、靴、ジュエリー、アクセサリーなどを所有しているため、娘が成長したあかつきには唯一無二のアイテムを全部譲るつもりだとしている。
ウエブサイトの『ポップシュガー』に対してナオミは、「娘がたくさん所有することになるわ」「10月中頃にはもっとわかるはずよ」と答えていて、何かを匂わせるような口ぶりだった。
ナオミは先日、英ファッション・ブランド『プリティ・リトル・シング』とタッグを組み、ニューヨークにある有名な『チプリアーニ』で、『シオフィリロ』のエドヴィン・トンプソンと『ヴィクネイト』のヴィクター・アネイトが共同でデザインした70種類のコレクション・アイテムを発表した。
ファッション業界の未来を担う黒人デザイナーをサポートしたいとして、ナオミはこう説明した。「私にとっては、才能がありながらチャンスを得られない人たちとプラットフォームをシェアして光を与えることが今の私の立ち位置よ」「世界は私たちの文化に注目している。私たちの文化を長きに渡り奪ってきた。奪われたものすべてを手にする必要がある」