ミュージシャンのノエル・ギャラガー(56)が6か月の運転禁止処分を言い渡された。車の運転を一度も習ったことがなく免許を持たないノエルだが、自身が所有する黒のレンジ・ローバー「オートバイオグラフィー」の運転手に関する情報を提出しなかったことで、半年間運転を禁じられることとなった。
ザ・サン紙によると、昨年10月にノエルの乗った車は、ロンドン西部の時速30マイル(約48キロメートル)区間を41マイル(約66キロメートル)で走行し起訴、当時ノエルは罰金とペナルティポイント6点を受けることとなったものの、運転手のアラン・ニーソンはウィルスデン治安判事裁判所に対し、自分がハンドルを握っていたという旨の文書を提出していた。
しかし6日、ラベンダー・ヒル治安判事裁判所でノエルは、運転手に関する身分証明の情報の提出を2度怠ったことを自ら認めるかたちとなった。同裁判所にノエルは出頭しなかったものの、ペナルティポイントが更に12ポイント追加され、6カ月間の運転禁止が決まった。
同紙によると、裁判所から自身の車の運転手の身分証明を催促する手紙に答えなかったことに対して文書の中でノエルはこう主張していたという。「私はその通知や催促状を個人的に受け取っていませんでした。自分のスタッフからも何も言われていませんでした」「自分のビジネスやプライベートな事柄に関して、自宅住所に送られたものの対応も含めアシストしてくれるチームがいます」「返信しなかった重要な連絡に関する予防策の責任が私にあることを認識しています」「私の不在中に裁判所が手続きを進めることに満足しています。なお、私は現在海外で仕事をしています」