歌手のクリス・ハートが20日、日本テレビ「今日から日本人になります!」で、18年に活動休止した真相を明かした。
クリスは日本のテレビ番組がきっかけになり13年に歌手デビュー。紅白歌合戦にも出場し、17年に32歳で日本国籍を取得するも、18年4月から約2年間、「音楽の勉強と育児」を理由に活動を休止していた。
20年に復帰するが、実は耳の不調に見舞われていたと告白。「ツアー中に耳の調子が悪くなり、急に耳鳴りがしたり、うまく聞こえない。もしかしたら音楽ができなくなる可能性があると。正直頭が真っ白になった」と説明。治療は休む事しかなく、そこから2年間は一度も歌えなかったという。
「歌手じゃなければ自分はなんなんだ?」と悩む日々だったが、子どもたちが、クリスが歌手を目指すきっかけとなったKiroroの「未来へ」を歌ってくれたことで「そこからやっぱり気づいた。出きるところまで歌い続けたい」と意識が変化。復帰への意欲が戻ったと打ち明けていた。