伊集院光が13日放送の日本テレビ「行列のできる相談所」に出演。若いころに自信を喪失して落語家をやめる決定打となった「人生を変えた人物」を明かした。
落語家になった当時を「器用だったから、自分でうまいと思い込んでた」と振り返った。しかし、そんな折に立川談志さんが自分と同じ20歳くらいだった時のテープを、師匠の三遊亭円楽さんが貸してくれたという。
「聞いた時の、もう同じものとは思えない。ここが違うとかあそこが違うとかじゃない」と、すぱっと落語家を辞めた理由を明かした。
一方で、何十年もたってから談志さんに落語家をやめた当時の話をすると「それはいい言い訳が決まっただけ。お前は談志との差を感じて辞めたって言うのが格好いいと思ってるだけで、心の奥底では辞めたかっただけだ」と言われたことも明かした。
どちらが正解かと聞かれると、伊集院は「(談志さんの)落語を聞いた当時、20何歳当時は、完全にノイローゼになって病院通ったんで。落語を1回聞いただけで。バーンってなりました」と明かしていた。