韓国の有名女性DJとして知られるDJ SODAが、日本のイベントに出演し、パフォーマンス中にセクハラ被害に遭ったことを告白した。韓国の複数メディアが報じたもので、DJ SODAは14日に自身のインスタグラムを更新し、性的被害を訴えたという。
DJ SODAは8月11日から3日間、大阪のSENNAN LONG PARKで行われた「MUSIC CIRCUS'23」に出演。ポップス、HIPHOP、EDM、BASSなど、ジャンルを越えた人気アーティスト達が日本国内外から集結し、盛り上がりを見せた。
そのイベントで自身に起きた出来事を、DJ SODAは英語、韓国語、日本語で投稿。「今日、日本の大阪で『MUSIC CIRCUS'23』の公演を終えましたが、とても大きな衝撃を受け、まだ怖くて手が震えています」と明かした。
そして「私はファンの皆さんと、より近い距離でコミュニケーションを取るため、公演の終盤はいつもファンの皆さんの近くに行くのですが、今日の公演では1人だけでなく、何人もの人に突然胸を触られ、どうすることもできぬまま性的被害を受けました…すごく驚き怖かったのですが、私を見てとても喜んでくれたり、泣いたりしてくれているファンの皆さんもいらしたので、最後まで本当に最大限何もなかったフリをし続けました」と続けた。
また「今はホテルに戻って来ましたが、いまもなお怖くて。DJをやり始めてから10年もの間、出演した公演でこのようなことはただの一度もなく、今回そんな経験をしたことがとても信じられません。今後、私のステージの下や前方のファンの皆さんに対して、フランクに近づくことは難しいと思います」と伝えている。そしてこの文章とともに、自身が被害に遭っている当時の写真を数枚公開した。
DJ SODAは韓国をはじめ、東南アジア、日本、中国などを中心に活躍する女性DJで、最近はさらに世界を広げて活動、自身のYouTubeチャンネルの購読者数は177万人にも上る。
<以下、DJ SODA 投稿文>※一部要約
私がどんな服を着ていたとしても、私に対してのセクハラと性的暴行は正当化できない。私はいつかこの言葉を伝えたかった。
当然のことだけど、この言葉を伝えるには大きな勇気を出さなければならなかった。
私は人々に触ってほしいから、露出した服を着るのではない。私は服を選ぶ時、自己満足で着たい服を着ているし、どの服を着れば自分がきれいに見えるかをよく知っているし、その服を着る事で自分の自信になる。
ウオーターフェスティバルで露出した服を着る事が間違っているの? 私は自分が着たい服を着る自由があるし、誰も服装で人を判断できない。私の体は自分のものであって、他人のものじゃない。
私は露出した服を着るのが好きで、これからもずっと着ていくつもり。
だから、みんなも服装に干渉する人たちの顔色なんて伺わずに、着たい服を思う存分着ながら生きよう!!