世界的人気ラッパー 恋人の人気歌姫銃撃で懲役10年の有罪判決

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 トリー・レーンズ
 トリー・レーンズ

 人気女性歌手のミーガン・ザ・スタリオンを銃撃した罪で、当時の恋人でラッパーのトリー・レーンズに懲役10年が決まった。トリーこと本名デイスター・ピーターソンは昨年12月、2020年のミーガン銃撃事件に関して、半自動銃による暴行、弾丸入りの未登録の銃器の車での運搬、重過失による銃器の発砲の3つの罪で有罪判決を受けていたが、今回ロサンゼルス郡上級裁判所のデヴィッド・ヘリフォード判事が、検察側が13年を主張する中、10年の懲役を言い渡した。

 ヘリフォード判事は判決前に、トリーをサポートする手紙を70通以上も受け取っており、その中には、判決はトリーの「人生を破壊するものではなく変化させるものであるべき」としたイギー・アゼリアのものもあった。

 7日に開始し、翌日まで続いた審問ではトリーの父親サンスター・ピーターソンやトリーとの間に6歳の息子をもうけたレイナ・シャサーニュなどが証言、またある牧師はトリーが保護拘置中に毎日祈りの会を開き、囚人間の緊張をほぐしていたと明かしていた。

 ちなみにミーガンは審問を欠席、地方検事キャシー・タがミーガンに代わって被害者影響報告書を読み上げていた。「彼(トリー)は私を銃撃しただけではありません。私のトラウマをあざ笑いました。自身を被害者とみせかけ、私の人格と魂を破壊しようとしたのです」「まず彼は銃撃が起こったということを否定しようとしました。それから、私の元親友にその責任をなすりつけようとしたのです」「その塗り固められた嘘の中で、彼は制度を非難、プレスを非難し、終いには自分の子供時代のトラウマを用い、自分を擁護、有罪を逃れようとしました」「彼は、その凶悪な行為における全ての結果に直面し、裁かれなければなりません」

 一方、全ての罪を否定しているトリーは、審問中ミーガンを今も思いやり、自身の友人と捉えていると話していたことが、ジャーナリストのミーガン・クニフのツイートを通して報告されている。「トリーは数分間話していました。彼女(ミーガン)とお互いの母親の喪失で絆を深めたと語っていました。銃撃事件に関してはこう続けてもいました。『私は言うべきでなかった、非常に稚拙なことを言いました。明かすべきでなかったいくつかの秘密を明かしました』」

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