小籔千豊「コヤソニ」に人気ゲーム「フォートナイト」のエリア新設「音楽と笑いとゲームのフェスに」

杉田 康人 杉田 康人

 吉本新喜劇の小籔千豊(49)が、このほどよろず~ニュースの取材に応じ、自身が主宰する音楽と笑いの融合フェス「KOYABU SONIC2023」(9月16~18日・インテックス大阪4号館、5号館=通称コヤソニ)についての思いを語った。

 2008年に始まったコヤソニは、コロナ禍で4年ぶりの開催。小籔と親交のあるアーティストと、吉本興業のお笑い芸人が多数集結する。今年は、小籔がライフワークとも語る人気オンラインゲーム「フォートナイト」のエリアも設けられ、抽選で同作の有名競技者・配信者とプレイできるという。

 小籔は、コヤソニにゲームのエリアを新設した狙いについて「音楽と笑いのフェスっていうのは乱立してて、最初の頃は『めずらしいですね』とか『変わったことやられてますね』とか言われて。僕がやる意味だったんですけど、去年や今年見だしたらそんなフェスがいっぱいあって。新しくなくなった感じがあるので、音楽と笑いとゲームのフェスにできたことが良かった。これが売りかな」と、世界でもめずらしい音楽と笑いとゲームのフェスに自信を見せた。

 フォートナイトは、Epic Gamesが販売・配信するバトルロイヤルゲームで、全世界でのプレイヤー人口が3億5千万人を超える。「息子にはめられて」フォートナイトに夢中になったという小籔は「フォートナイト下手くそおじさん」として、YouTubeでゲーム実況も行う。「ゲーム配信の先人たちがジャンルを築いて、頑張って切り開いてきたところに後からこんなおっさんがゲーム配信の世界に踏み込んだわけじゃないですか。『なんやねん、話題作りで。ええって』と全員思ったと思うんですよ」と振り返る。

 ゲーム配信の世界で認めてもらうにはどうすればいいか、ずっと考えてきたといい「フォートナイトのオフラインというか、デジタルでの世界じゃないイベントをやったら、フォートナイトの先人たちも認めてくれるじゃないかという思いがある」と語った。

 家族連れ客の、子どもの遊ばせ場所としての目的もあるという。「これからどうなっていくかわからないんですけど、eスポーツとか、ゲームのオフラインイベントというか、お客さん集めてのゲームイベントというのはたぶんもっと形になると思っている。先んじるじゃないですけど、これやってていつか大きくなる手がかりやきっかけになればいいなと思っている」と、コヤソニがゲームの要素をプラスして新たな熱狂を呼ぶ。

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