ティーンエイジャーの葛藤を描いた米人気ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』のフェズコ役で知られた俳優のアンガス・クラウドさんが死去した。25歳だった。アンガスが7月31日に帰らぬ人となったことを遺族が明らかにした。
CNNを通して発表した声明には、こう綴られている。
「非常に重い心と共に、私達は今日素晴らしい人間に別れを告げなければなりませんでした」「アーティスト、友人、兄弟、息子として、アンガスは多くの意味で私達にとって特別な存在でした」「先週、彼は父親を埋葬し、その喪失に酷く苦しみました。私達にとって唯一の慰めは、今アンガスが親友だった父親の元にいるということです」
「アンガスは、メンタルヘルスにおける彼の闘いをオープンに語っており、彼の他界により、他の人々が彼らは1人ではなく、これを沈黙の中で1人で闘うべきではないということを再び認識することを私達は願っています」「彼のユーモアや笑い声、皆への愛で世界が彼を思い出してくれることを願っています」「私達がこの悲痛な喪失と向き合う中、プライバシーを尊重していただけますようお願いいたします」
また同ドラマの公式ツイッターには、アンガスの写真と共に「私達はアンガス・クラウドの訃報を知り、深い悲しみに暮れています。非常なる才能に恵まれた彼は、HBOと『ユーフォリア』ファミリーの愛された一員でした。この困難な時に、彼の友人や遺族の方々に深くお悔み申し上げます」と綴られている。
アンガスの訃報に、多くの著名人が追悼の言葉を寄せている。『ユーフォリア/EUPHORIA』のエクゼクティブプロデューサーであるドレイクは、アンガスを「良い魂」と称賛。一方でモデルのジジ・ハディッドは、アンガスと踊っている動画をインスタグラム・ストーリーに投稿。「アンガスの訃報を今ニュースで見たばかり」「彼とは2、3回しか一緒に仕事をしたことがないけど、彼の親切で優しい魂に直ちに引き寄せられた」と故人を偲んだ。