前明石市長の泉房穂氏、来秋の保険証廃止は「岸田首相が延期を決断」と私見 「心中するつもりはない」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
著書を手にする前明石市長の泉房穂氏
著書を手にする前明石市長の泉房穂氏

 前明石市長の泉房穂氏が27日、自身のツイッターを更新。来年秋の健康保険証廃止を掲げる政府の方針に対して、その時期などについて与野党から批判が起きているという報道を引用し、岸田文雄首相が「そう遠くないうちに延期の決断がなされる」との私見をつづった。

 泉氏は「『保険証の廃止の時期』については、いずれ延期されることになると思う」と切り出し、「与党の自民党や公明党からも延期の話が出てきており、こうなると総理の決断待ち。総理も保険証の廃止とともに心中するつもりはないと思われ、そう遠くないうちに延期の決断がなされるのではなかろうか」と推測した。

 来秋に健康保険証を廃止し、トラブルが続いているマイナンバーカードと一体化する案について、岸田首相はこの日、「医療現場の意見をうかがいながら対応を考える」と記者団に向けて慎重な姿勢を表明した。河野太郎デジタル相は26日に行われた参院地方創生・デジタル特別委員会の閉会中審査で来年秋の健康保険証廃止方針を堅持する考えを示したが、自民党内からも支持率低下を危惧して「延長論」が出てきている。

 泉氏の投稿に対するリプ欄には、「保険証の廃止とともに心中!!淡々とした言い回しが面白い」「闇雲に一本化では支持率低下も仕方ない」「選挙対策でちょっとだけ延長して終わり」といった声が続いた。

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