NTTソノリティ株式会社がこのほど、全国の15歳以上の男女2165人に対して「イヤホン・ヘッドホンの長時間使用と“イヤホン蒸れ”に関する調査」を実施し、その結果を公表した。
まず、コロナ禍でのイヤホンの使用時間について聞くと、64.1%が「変わらない」と答えた一方で、31.2%が「増えた」と回答。また、イヤホン・ヘッドホンの平均使用時間/日を聞くと、1割以上(13.2%)が3時間超え。なかには、12時間以上使用している人も1.1%いるという結果になった。
続いて、夏にイヤホン・ヘッドホンを着用して感じる“耳蒸れ”について聞くと、50.9%が「気になったことがある」と回答。ここで「イヤホン・ヘッドホンの平均使用時間/日」と「外耳炎と診断された経験」の相関関係を調査した。その結果、30分未満の3.9%、30分~1時間未満の7.5%、1時間~3時間未満の11.6%、3時間~5時間未満の20.0%、5時間~8時間未満の20.0%、8時間~12時間未満の28.0%、12時間以上の54.2%が診断経験ありと回答。使用時間に比例して、外耳炎と診断された経験者が多いということが浮き彫りになった。